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統計解析担当者は治験薬の効果を生物統計学的に解析します

治験薬が新薬として市場に出るためには、既存の市販薬と比べて同等あるいはそれ以上の効果がなければなりません。統計開発担当者は、治験薬が既存の市販薬と比べてどのくらい効果があるのかを、生物統計学と呼ばれる手法を用いて、統計学的に証明する業務を行ないます。

具体的には統計解析計画書作成、SAS(統計解析ソフト)による解析プログラムの作成、解析報告書の作成等を行ないます。治験に関わる業務の中で、最も学問的な業務といえるでしょう。

近年は、臨床開発計画(CDP)の立案段階からプロジェクトに参加することも多くなっており、新薬の候補となる化合物の特徴が最大限に引き出され、確かな有効性が示され、安全性が確保できるように、必要な試験や評価項目、解析手法等を検討し提案します。そして、臨床試験が実施されて集計されたデータの解析を行ないます。

統計解析担当者の就職先は製薬会社またはCRO(開発業務受託機関)で、年収は300~600万となっています。

求められるスキルとしては、SAS言語を用いたプログラミングスキル、生物統計学の知識・理解、薬剤疾患の特性に関する理解、関連法規・ガイドラインの理解、データマネジメントの基礎知識などが必須となります。加えて、製薬企業またはCROにて統計解析実務経験が3年以上あれば転職の際に有利になります。またTOEIC730点レベルの英語力を求められることもあります。

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